偽物はなぜ悪なのか
巷にはたくさんの偽物が溢れている。
たとえば、supremeのカバン類や、ナイキのレアスニーカー、ヴィトンの財布など上げればキリがないだろう。
それではなぜ偽物は買ってはいけないのだろうか。安いから買ってしまいたい気持ちがある人もいるだろうが決して買ってはいけない。
偽物が悪である理由は下に書いた2つだ。
・ブランド価値が下がる。
・新しいデザインの商品が出来なくなる。
それぞれ詳しく説明する。
本物のブランドの価値が下がる
偽物が正規品よりも安く売られていれば相場が崩れてしまうということが起こる。
例えば中古市場で本物が10万で偽物が5万で売られているとすると、偽物の値段に引っ張られて本物が7万で売らざるをえなくなる状況が発生する。
そうなればその物の価値は3万下がったことになる。
わざわざ高いお金を払って価値のない商品を買いたいと思う人がどれほどいるだろうか。
ブランドの価値が下がれば、あなたはそれを欲しいと思わなくなるだろう。
少し大げさかもしれないが偽物が流通し、ブランドの価値がさがると最終的には安い偽物すら売れなくなってしまうのだ。
あなたがフェイクを購入することはブランドの破壊に加担していることと同じだろう。
新しいデザインの商品が出来なくなる。
新しいデザインを考え製品を作るには莫大なお金がかかる。
例えばヨーロッパのラグジュアリーブランドでは商品の多くがゼロから考えられている。
また、デザイナーがデザインを考案したところから製品ができるまで多くの人が関わっている。
多くの人が関わるということはつまり莫大なお金がかかるということだ。
つまりは商品を開発するためにはたくさんのお金が必要になる。
そのお金がどこからくるかといえば、商品の売り上げだ。
商品が売れなければ新製品を作り続けることができない。
もし偽物が蔓延していたらどうだろうか。
偽物が購入されてもオリジナルを作ったブランドには一銭も入ってこない。
そうして本物が売れなければ新たな商品が生まれなくなってくるだろう。
最後には欲しいと思えるものがなくなるという形で消費者に跳ね返ってくる。
その状態になってしまってからでは手遅れなのだ。
消費者だけが気をつける問題ではなく企業も力を入れている。
偽物撲滅に力を入れているブランドとしてはルイ・ヴィトンが有名だ。
気になる人がいれば、ヴィトン 偽物対策で調べてもらえればと思う。
欲しい商品があっても安いからといって偽物を購入しないようにしてもらいたい。
お金がないなら、貯まるまで待つか、諦めるかしてほしい。
さいごに一言、偽物を持っているなんてかっこ悪い。